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食欲を抑えるのではなく脂質カットできるゼニカル

ダイエットが成功した女性

食欲抑制剤のような薬と、ゼニカルのような痩せ薬のダイエットに繋がるメカニズムは異なります。
食欲抑制剤はあくまでも「食べたい」という食欲を抑えることで、太る要素を取り除きます。
一方ゼニカルは「食べる」ことを前提として作られている薬で、食事から摂取して使いきれなかった余剰エネルギーが脂肪になるのをカットします。
ゼニカルの作用を知るには、消化・吸収のメカニズムを抑えることがポイントです。

三大栄養素であるデンプン・たんぱく質・脂肪は、体を作ったり、エネルギーの源になります。

デンプンは唾液・胃液・腸液で分解され、たんぱく質は胃液・膵液(すいえき)で分解されます。
デンプンとたんぱく質はどちらも小腸から栄養として吸収されます。

脂肪はと言うと、肝臓から分泌される胆汁により分解されます。
胆汁にはリパーゼという酵素が入っていて、これが脂肪を細かく砕いて乳化させます。
その後、デンプンやたんぱく質と同様に腸から栄養として吸収されます。

ゼニカルはこのリパーゼの働きを無くすことで、脂質を分解できないようにしてしまいます。
つまり、脂質の多いものを食べても栄養として使える形に分解されないので、太らないということになります。

食べた脂肪はどうなるかというと、そのまま腸を素通りして排出されます。
人間は食物繊維を消化吸収できないと言われますが、ゼニカルを飲むと同じように脂肪が分解できなくなり、そのままの形で排出されるというメカニズムです。
それ故に、中には効果がありすぎて下痢のような症状を起こしてしまう人もいるようです。

ゼニカルの正しい使い方としては、心の糧として使う方法です。
いくら太らないとはいえ、既に脂肪がついてしまっている場合には落とす努力が必要ですし、いくら食べても安心ということにはならないからです。

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